建築場所にほど近い山の中腹には、赤い粘土のような土と黒っぽい砂のような粒で構成される土が見受けられます。

赤土の中からは花崗岩とよばれる火山岩がたくさん採掘され、その岩盤が強固な地盤を構成します。一昔前にはこの石は造園の装飾や、擁壁のくづれ石積みとして、重宝をされました。

 一方、この宅地は黒っぽい砂のような粒で出来た土地です。これは礫(れき)とよばれる砂より大きな岩石片で構成されています。この土は水はけがよく、締め固めも程よい、宅地としては最適な土壌です。


築年数が約135年の古民家を改修工事
主屋は桁行十間、妻行五間のつし二階建て、燻の和形桟瓦葺きの大きな住宅です。小屋組みは珍しい扠首(さす)が掛けられていますが、合掌組ではありません。
このたびの工事では、間取りの変更の他に耐震改修、断熱改修、二階を居室にするなどの主屋全体の改修が主な工事です。
地盤の沈下に伴い、半数以上の柱を引き揚げ、水平を復旧させる大改修です。